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バルロンピアノ修復工房
創業
1902年 パリ
14/16, rue Jean Bologne 75016  Paris - France  

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寄せ木細工の仕事

この1930年製PLEYELモデルFは、良くない状態で倉庫に 保管してあったため湿気の被害に遭い、化粧板と側板の 最初の層が剥がれてしまいました。

このピアノのオリジナルには、シタン材の化粧板が貼られていました。

異なる化粧板片を菱形やその逆の形に組み合わせた特殊な デザインだったのです。

グランドピアノの曲がっている部分まですべて、化粧板が剥がれていました。

 

最初の作業は、剥がれた側板の層を きちんと平らになるように注意しながら 元の位置に貼り付けることです。

そのため、しっかりとプレスすることが大切です。

 

側板の木は貼り付けられました。

サンドペーパーをあてる前に、オリジナルの化粧板が どのように組み合わされていたかを、しっかり見ておきます。

それは、より正確に修復をするためです。

 

新しい化粧板は、糊を付ける前に、 組み合わせる隣の化粧板片に合わせて、つぎ目を確認しながら慎重にカットされます。

この段階における木目の取り方の選択が大変重要であり、それが仕上がりの見た目を決定します。

 

最初に貼る化粧板、菱形の半分は、オリジナルの寄せ木細工の後に沿って貼ります。

側板の線にしっかりと合わせなければなりません。

もう1枚の化粧板片を貼ります。

 

長い万力のおかげで、側板と化粧板がおそらくオリジナルと同じ位置に張り付けられました。

あとは側板の下の部分の化粧板貼りを残すのみです。

 

結果:

側板は、新しいシタン材の化粧板で覆われました。

継ぎ目が全くわかりません。満足のいく作業となりました。

残るはサンドペーパーあてとニス塗りだけです。

 

仕上げ:

タンポ塗りで完全にニスを塗り直し、ピアノが完成しました。

昔のニス塗りの仕上げは、木の中の繊維にまで染み込み、

その色を引き出します。

 

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